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にゃるほど犬猫塾

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獣医師柴内先生の『にゃるほど犬猫塾』柴内裕子先生/赤坂動物病院 総院長
日頃より伴侶動物医療に携る一方で、社会活動コンパニオンアニマルパートナーシッププログラム(CAPP)のリーダーとして高齢者や障害者の各種施設や病院、小学校などを動物たちと共に訪問するボランティア活動に幅広く活躍されています。
(柴内先生には、東リ「犬家猫館」 (R) の製品開発の際にもさまざまなアドバイスをいただいております)
獣医師 柴内先生
第63回 年齢による他のペットへの対応の変化

最近は犬や猫と暮らすことの大切さや、その効果についての報告も多くなり、世界的にも注目されています。
その理由の一つに単独生活者が高齢者だけでなく、若い世代にも多くなっていることも、その理由の一つかもしれません。
殊に高齢者は、時間や些かの経済的余裕が出来、動物たちと住むことによって規則的な生活が保たれ、その世話に体を動かし、心を通わせ自然に発言が多くなり、そのことが健康的な生活を支えます。また若い世代でもほぼ同様ですが、更に生活のリズムが保たれ、命を預かる責任感も育まれます。
さて、このように犬や猫との生活は多くの効果を育みます。

新しい動物を迎える際の注意

さて、特に若い世代の人々は複数の犬又は猫を迎えることもあります。
しかし、理由の分からない犬や猫は新しい相手をすぐに理解するわけではありません。
一般的に迎えやすいのは、犬が先で子猫が後からの方がなじみやすいものです。その理由は、多くの場合、犬の方が今までの生活に変化が生じても順応し易いからです。
猫は今の生活を脅かされることが苦手で、知らない動物が自分の生活の中に入って来ることが大きなストレスになります。
今いる動物が若ければ、少々刺激的でもストレスに耐えますが、病気があったり、老齢の場合は十分な考慮が必要です。
耳や目が衰え、その生活範囲や習慣を乱すと健康を損なうことになるからです。
どちらの場合も人のように説明が出来ませんので、飼い主は十分な配慮と知識を持って対応しなくてはなりません。
若い動物の場合も体格の大小による事故の防止や各々のテリトリー(ベッドや食器など)を守るためにサークルで区切ったり、猫であれば犬の届かない高い所に食事場所やベッドを準備するのも一つの方法です。

先住の動物への配慮も大事

先住の動物のテリトリーは犯さない、特に愛情を変えないことが大切です。
動物たちの世界は一般に先輩への配慮より力のバランスになりかねません。特に飼い主は、新しい動物たちにしつけなどを通じて声をかけたり世話をする度合いが多いので、思わぬことで先住の動物に悲しい思いをさせてしまわないよう対応法をしっかり考えて新しい動物を迎えましょう。
この様なことの、より良い対応の仕方なども日頃通っている動物病院に相談をして準備をしておくことをおすすめします。

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