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獣医師柴内先生の『にゃるほど犬猫塾』柴内裕子先生/赤坂動物病院 総院長
日頃より伴侶動物医療に携る一方で、社会活動コンパニオンアニマルパートナーシッププログラム(CAPP)のリーダーとして高齢者や障害者の各種施設や病院、小学校などを動物たちと共に訪問するボランティア活動に幅広く活躍されています。
(柴内先生には、東リ「犬家猫館」 (R) の製品開発の際にもさまざまなアドバイスをいただいております)
獣医師 柴内先生
第65回 犬はからだ全体で気持ちを表す

家族として大切に共に暮らしている犬、しかし言葉でのお話は残念ながら出来ません。言葉があったら…とふと思うこともありますが、それも困ることになるかもしれません。
幸い犬は全身で私たちに話しかけてくれます。
今回は、いくつかのボディランゲージについてお伝えしてみましょう。

犬のボディランゲージを分かってあげよう
・嬉しい時
尻尾を振る、人の周りをくるくる回る、飛び跳ねる、嬉しそうな声を出す。
・怖がっている時
体を低くする、尾を足の間に巻き込む、耳をうしろに引く、口のまわりを硬くする。
・嫌がっている時
舌をペロペロする、顔をそむける、あくびをする、うろうろして後ずさりする。
・攻撃しようとしている時
背中の毛を逆立てる、歯を見せる、体を低くして唸る、足元に向かって吠えて来る。
・お腹が空いている時
前肢でタッチする、いつも食事をしている所に行ってうろうろする、家族の目を見て後を追ってついて来る

人と同じように犬にも、その日の気分や体調でその通りに表現出来ないこともあります。一つの行動でも色々な意味があります。日頃の愛犬のしぐさを良く観察し、小さなサインに気付いてあげましょう。

犬同士のボディランゲージ

犬は相手の犬をしっかりと確認するためには、各々の肛門にある肛門嚢と呼ぶ臭いの袋から漏れ出る臭いを嗅いで調べ合っています。それ程接近しない場合は相手の犬の動きや声の高さや低さなどが役に立ちますが、多くの場合弱い方が身を低くして相手に体を臭わせ、時にはお腹を出して相手のするままに我慢して、自分は抵抗しませんと表現し、理解し合うこともあります。犬は互いに、嬉しい・不安・怒りなどの気持ちを伝えるだけでなく、怖がっている相手を落ち着かせたり、怒っている相手を令静にする高度なサインも持っています。また、遊び好きな犬は遊びを誘うサインも日常で使っています。犬に多くのコミュニケーションサインがあるのは、群れを作って生活する動物だからです。

飼い主のことも良く見ています

犬は人間の言葉の意味は分からなくても、飼い主の表情や動作、声のトーン、雰囲気を感じています。犬が不安を感じていると思ったら、飼い主は落ち着いて、「飼い主さんが落ち着いているからこわくないんだ」と犬が感じるようにしてあげましょう。
また、飼い主の話しかけやしつけに正しく反応して上手に出来たら明るい声で心から褒めてあげましょう。犬は尊敬している飼い主に褒められることが一番嬉しいのです。

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