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犬家猫館.com > ペットの暮らし情報 > にゃるほど犬猫塾 >第1回 ペットとの暮らしが与えてくれるもの

獣医師柴内先生の
『にゃるほど犬猫塾』
柴内裕子先生/赤坂動物病院 総院長
日頃より伴侶動物医療に携る一方で、社会活動コンパニオンアニマルパートナーシッププログラム(CAPP)のリーダーとして高齢者や障害者の各種施設や病院、小学校などを動物たちと共に訪問するボランティア活動に幅広く活躍されています。
(柴内先生には、東リ「犬家猫館」 の製品開発の際にもさまざまなアドバイスをいただいております)
獣医師 柴内先生
第1回「ペットとの暮らしが与えてくれるもの」
「相手の気持ちを理解できるやさしい子どもに育てることができます」
犬や猫たちは、言葉ではなく全身を使って自分の気持ちを伝えようとします。そうしたメッセージを受け取る力を「非言語理解力」といいます。私たちは犬や猫と一緒に暮らすことで、知らず知らずのうちにその能力を磨いています。もしあなたにお子さんがいらっしゃれば、人の話をよく聞き、相手の気持ちを理解できるやさしい子どもに育てることができるでしょう。
「動物と暮らすと心が安らぐのは、私たちの本能なのです」
私たちは動物と暮らすと、無意識のうちにやさしい動作をとるようになります。たとえば動物と話す時にやさしい口調になったり、無意識のうちに身体をかがめてしまうこともそのひとつです。元々、人間は誰かの面倒をみてあげたい本能を持っています。そうした私たちにとって、ペットのように常に面倒を見てあげなければいけない対象を持つことは、その本能を満足させ、精神的にも安定させる意味でとても価値のあることといえます。
「私たちの健康を支え、生き甲斐にもなります」
「話す」ことによるメリットも大きいといえます。大人になっても悩んでいる時や寂しい時に話し相手になってくれれば心が落ち着きますし、一人暮らしのお年寄りにはそれだけで孤独感が癒されることもあります。また、ペットと散歩に行けば飼い主の運動にもなるし、友だちもできるかもしれません。このようにペットは、肉体的にも精神的にも私たちの健康を支え、生き甲斐を与えてくれる大切な存在なのです。
「この世の最良の預かり主として」
その大切な家族でもあるペットが逝ってしまった後、飼い主が心身ともに弱ってしまうことを「ペットロス」と言います。私はこの言葉は世の中で一番悪い言葉だと思います。せっかく動物と幸せに暮らしても、その後、飼い主が体調を崩してしまったらなんにもならないからです。その時になって悲嘆に暮れないために、日頃から「私はこの子にとって、この世で最良の預かり主だった」と思えるような精一杯のケアをしてあげてください。ペットたちは、いつも私たちに限り無い幸せを与えてくれているのですから。
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