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獣医師柴内先生の『にゃるほど犬猫塾』柴内裕子先生/赤坂動物病院院長
日頃より伴侶動物医療に携る一方で、社会活動コンパニオンアニマルパートナーシッププログラム(CAPP)のリーダーとして高齢者や障害者の各種施設や病院、小学校などを動物たちと共に訪問するボランティア活動に幅広く活躍されています。
(柴内先生には、東リ「犬家猫館」 の製品開発の際にもさまざまなアドバイスをいただいております)
獣医師 柴内先生
第12回 「毎日の毛の手入れで、ペットも室内も清潔に」
「抜け毛の多い3月〜6月は、朝晩のブラッシングを」
室内のペットの抜け毛の処理や掃除でお困りの飼い主さんが多いようですが、これはペットの躾というよりも、飼い主さん自身の心がけ次第といえるでしょう。特に、抜け毛が多くなる3月〜6月は、1日2回、朝と晩にこまめにブラッシングしてあげる必要があります。
犬の場合、アンダーコート(保温性のある、やわらかい下毛のこと。冬毛ともいわれる)とオーバーコート(上毛のこと)をもつ犬種があります。3月〜6月は、ちょうどこのアンダーコートが抜けはじめる時期。コームを使って根元からクシをかけてあげて、抜けかけのアンダーコートまできれいに落とすことが大切です。
「ブラッシングはご褒美。小さな頃から習慣づけることが大切です」
長毛種の犬の飼い主さんから、犬がコームを嫌って充分にコーミングができないというご相談を受けることがあります。コーミングは、子犬のときから気持ちのよいご褒美として覚えさせることが大切ですね。この習慣をずっと続けていると、春になっても抜け毛の多い季節でも安心です。
「猫はタオルで身体をよく拭いてあげてから」
また、猫の場合は、定期的にシャンプーをしなくても、絞った濡れタオルでしっかり拭いた後、乾いたタオルでもう一度拭いてから、すき櫛をかけてあげましょう。また、日頃から猫が座る場所にタオルを一枚敷いておくと、抜け毛が飛び散らないので便利です。
「動物の毛には触覚の役割もあります。刈り過ぎには注意しましょう」
お手入れで犬の毛を刈る際は、あまり刈りすぎないように注意してください。動物の毛は「触毛」といって、感覚を受けたり皮膚を守る役目もしています。特に老犬などは毛を刈り過ぎると、感覚が変わって落ち着きを失うこともあります。
最近は、様々なカットを楽しみながら手入れをしやすくしたり、生活衛生上清潔さを保ったり、個性豊かに暮らしている姿も多くなりました。
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