また、猫は犬に比べて、もらってきたり拾ってきたりすることから飼い始めることが多いのですが、拾ってきた猫については、特に母猫から「人間には警戒するように。距離を置くように。」と幼い頃から学習していることが多く、人間に対して警戒心の強い猫が多いものです。そういった猫と暮らす場合、なかなか体に触らせてくれないこともあります。
このように猫にも生まれ持った資質や、子猫の頃の環境で育てた性格によって、いろいろなタイプがいますので、人に触られるのをあまり好まない猫に対しては、ゆっくりじっくり信頼関係を築き上げていくことが大切でしょう。
猫と人との関わりは犬に比べるとおよそ半分位の歴史ですが、人が備蓄する穀物や貴重な書物をネズミの害から守るために、船に乗って世界に広がったと言われます。そのように長い年月を共に暮らし助け合ってきた家族としての猫ですから、心をこめて接することで、信頼関係が出来ると、親子のように甘える猫にもなります。しかし、猫は犬と異なり、親や環境から受け継いだ性格をしつけなどですっかり直すことは難しい動物です。そのことを理解して、無理をしないで根気よく接し個性的な家族として互いに尊重し、楽しんで下さい。 |