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- 東リファブリックフロア
- 犬や猫は、フローリングで滑ってケガをする恐れも…クッション性が高くてズレにくいタイルカーペットは足への負担を軽減し、ペット臭をやわらげる機能の商品もあります。
犬や猫たちの暮らしやしつけ、
健康などについてご紹介します。no.68
犬や猫のお手入れ
犬や猫のワクチンについて
大切な家族、犬や猫の健康を守るワクチンについて、最新の獣医学に基づいたプログラムについてお話しましょう。
*混合ワクチン
混合ワクチンには、1種類の病気を予防するものから、数種類を予防するワクチンまであります。どれを選ぶかは、犬の年齢や生活環境、そしてこれから移動する地域で感染する可能性のある病気の予防が可能なのかなどを考慮してワクチンを選びます。
基本的に、以前は毎年1回混合ワクチンを接種していましたが,子犬の頃と6ヶ月後にしっかりと適切なワクチン接種がされていれば、ジステンパーや犬パルボウイルス感染症は3年以上あけた追加接種で予防が可能であることが分かり、アメリカ動物病院協会(AAHA)や全米の獣医大学,多くの一般病院および、世界小動物獣医師会(WASAVA)でもこの接種法が導入されました。
世界小動物獣医師会のガイドラインに沿った新しいワクチン接種法をご紹介します。
「狂犬病予防法」という法律によって、生後91日以上の犬は年1回狂犬病ワクチンの接種が義務付けられています。かかりつけの動物病院で年1回適切な時期に身体検査を受けてから接種し、証明書を市区町村に提出します。
*登録は、犬の生涯に1回(初期)行うことも法律で定められています。
猫の3種混合ワクチンは、効果が高く、免疫が長く続くことが証明されています。
アメリカ猫専門医協会(AAFP)は3年以上間隔をあけた追加接種を推奨しています。アメリカ動物病院協会(AAHA)、世界小動物獣医師会(WSAVA)もそれを支持したガイドラインを発行し、全米の獣医大学病院や多くの一般病院でも、すでにこの接種法が導入されています。
この方法は、副作用が最小限で最大の効果を得る、猫にとって最も良い方法とされています。
犬も猫もワクチン接種後、時に接種反応が出ることがありますので、接種後30分から1時間は動物病院の待合室で安静にされることをお奨めします。接種した位置の痛みや腫れ、顔面の発赤や痒み、帰宅してからも嘔吐や下痢、食欲や元気の消失等、アレルギー反応などがみられた場合には、動物病院に連絡して相談して下さい。
接種当日は激しい運動やシャンプーは避けて下さい。
profile
柴内裕子先生(獣医師)
赤坂動物病院 名誉院長
日頃より伴侶動物医療に携る一方で、社会活動コンパニオンアニマルパートナーシッププログラム(CAPP)のリーダーとして高齢者や障害者の各種施設や病院、小学校などを動物たちと共に訪問するボランティア活動に幅広く活躍されています。
(柴内先生には、東リ「犬家猫館」の製品開発の際にもさまざまなアドバイスをいただいております)