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ペットと暮らす「住まい」の悩みQ&A

運動・遊び

去勢してから、太ってしまったのですが、室内飼いの場合運動不足になりやすいし、脂肪を取る方法はないのでしょうか? (アビシニアン オス 3才)
避妊や去勢で肥りやすくなるのは、ストレスと共に運動量も減るのに、フードの量やバランスを変えてあげないためです。フードに配慮すると共に、運動しやすい一工夫が欲しいところです。背骨の大きく動く運動なら効果的です。 猫は、2匹以上いると運動を勝手にしてくれますからいいのですが、単独だとゴロゴロして動いてくれません。また、猫は高いところが好きと思われていることがありますが、住まいが安全だと、無闇に高いところは登ろうとはしなくなります。また垂直に登ったり降りるのが苦手なので落下事故もあるので心配です。そのため上下運動は運動不足解消にはいいのですが、安全で魅力的なお誘いが必要です。猫の好奇心旺盛な特徴を利用してみましょう。 まず、安全と適度の体の曲げ伸ばしのために、壁に寄せてある家具を並べて段を作ってあげます。一段の高さとしては、猫が座って肩位の高さがチラッと見えるくらいがよいようです。あまり高くなると年齢や体重が増えるほど登りません。さらに、最上段は安全で寝そべって窓の外が眺められる、家族の集う場所が眺められるなどしてあげます。最上段の高さは人の顔の高さ程度に抑えましょう。
マンションでキャットツリーもおけないくらい狭いです。かわいそうなので壁に猫が上ったりできるような棚をつけたいのですが、壁を傷つけずに取り付けできる棚はあるのでしょうか?(シンガプーラ オス 5ヶ月)
誤解が多いようですが、猫は木登りが不得意です。垂直に登るものは、登れても降りることができなくて、落下事故等の問題もあります。そのため段差状になっていて斜めに降りやすくなっているものが理想ですが、場所をとるのは確かですね。 壁に棚や板をつけて、5kg前後の体重の生き物が乗り降りできるようにしようとすると、やはり壁にしっかり取り付けないといけなくなります。現状の壁を傷つけたくない場合は、その表面にさらに倒れない対策をした壁を造るような形が考えられます。 それよりも、置き家具をバランスよく段差上に組み合わせてあげる方が安価で、何よりもその子と相談しながらバランスなどを変えやすく、現実的かもしれませんよ。
猫を飼うにあたって、事故や病気から守ってあげるには「完全室内飼育」が良いと聞いたのですが、家の中だけでは運動不足にならないか心配です。何か良い解消方法はありますか?
まず、家の中で楽しく運動できるような工夫をしてみましょう。猫は上下運動や空間を立体的に使って楽しむことが好きなので、棚を階段状に並べて登れるようにしてあげたり、また市販のキャットタワーを置いてみてもいいかもしれません。ただし、転落などの事故を引き起こさないように、あまり高さがあるものは避けて、また安定性にも十分に注意するようにしましょう。
猫がカーテンにじゃれついたりのぼったりして、生地をボロボロにしてしまいます。取り替えようと思うのですが、またボロボロにされてしまうのでは…と心配です。何か良い対策はないでしょうか?
風でカーテンが揺れていると、犬や猫にとっては誘われているように感じてしまうようです。猫がよじのぼってボロボロにしてしまうというお話は、窓周りのトラブルとしてよく耳にします。 対策として、カーテンの形状や素材を、できるだけイタズラを誘発しにくいものにしておきましょう。ロールスクリーンやシェードなどがおすすめです。また、厚みや重さのある生地を選べば、軽すぎて風にそよぎやすくなるのを防ぐことができます。ただし、ザックリとした素材は、猫の爪の引っ掛かりができてしまうので要注意です。