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[リレーレポート]話題のインテリアを紹介します!!
犬家猫館でおなじみ!金巻先生の素敵なお住まい

 犬家猫館.comでおなじみの建築士の金巻先生は、猫のウリさん14歳(もともと野良だったのを保護)を、ご自宅のマンションで飼われています。先生は何らかの事情で保護した猫や犬をご自宅で預かることがあるのですが、引き取り手が無い場合も覚悟して、預かる場合は1匹までとご自身でもルールを決められています。
 お客様を招いて室内に案内する前に、まずは自分で使ってみて、その使用感やメリット・デメリットを確認したいという先生。室内のいたるところに、さまざまな建材が“つぎはぎ”の様に使われています。先生の実験室ともいえる、とても快適でおしゃれなお住まいを本邦初公開!

ペットにも人にも快適な玄関

 玄関を入ると、一直線にリビングへと繋がっている廊下があります。室内飼育の猫にとっても、運動をするためにはこの直線が大切。下の階のお宅に爪音で御迷惑をかけないために、部分敷きのカーペットを敷かれています。素材はサイザル麻で、現在は爪とぎ兼用になっているよう。ウリさんは壁ではなく床で爪とぎをするのが好きで、床を走っては「バリッ!」と楽しんでいます。丈夫なタイプで、いまのところほつれは見られません。

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(写真右)犬は人と並んで入ることが多く、壁に首輪をこすりやすいため、玄関の壁にはタイル(INAXのエコカラット)が貼られています。大きな鞄を持って出入りする際にも壁にぶつけて傷つけることがなく、便利です。

(写真左) タイルについているのは先生オリジナルの「リードフック」。出入り口や浴室などの狭い場所でも使えるよう、少し小さめに作られています。

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猫さんの生活観察から生まれた、家具の配置
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ウリさんが廊下を走ってくる角度で、ソファーとタワーを見た写真です。ラグは東リのTOR1433を使用。

 リビングは家族が集まって寛ぐ場所。家族がそろうと、ウリさんもやはり同じように並んで座りたいようです。キャットタワーの場所も、金巻先生がウリさんの生活を観察し、試行錯誤の後に決まりました。実は、猫は高い所から眺めたりするのは大好きですが、あまりにも高い所は苦手。完全室内飼育の猫は落下に失敗することも少なくありません。また部屋の全体が一度に見渡せてしまうのも、猫にとってはストレスの元なのだそう。キャットタワーを選ぶ際には、こういった点も注意して購入したいですね。

 廊下・リビングの壁天井には「アースウォール(WEN251)」を使用されています。ご自宅は結露があまりない代わりに、冬は乾燥しがち。加湿器は必須アイテムで、その調整に苦労したそうです。アースウォールは吸放湿性に優れているので、助かっているとのこと。

 ソファー横にあるのはコルビジェの名作「スリング・チェア」のポニー。折角のポニー柄なのですが、ウリさんが「ここは日当たりがいいので、この上で寝たいと」と訴えるので、ウリさんのベッドを置いたのだとか。コルビジェがお気に入りとは、猫も飼い主さんに似てくるのですね。しかもベッドになっているなんて、なんともうらやましい!

建築家の知恵と主婦の工夫

 猫にとって、飼い主のソファーや椅子の多くが、モミモミしたり爪とぎをしたりという場所になります。それは飼い主の臭いと自分の臭いを混ぜて愛情を確認しているというものと、飼い主への縄張りの誇示の意味もあるようです。金巻先生の真っ白な革張りのソファーにも、爪を研ぐようにと、背もたれに麻布が掛けられています。

 先生は、家具の下も掃除機で掃除できるように、置き家具類は基本的に足があるタイプを選ばれています。建築家といっても家に戻れば家事を任された主婦。働く主婦として、日々の掃除を効率よく、かつ、楽にする工夫が見られます。

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外の公園が見下ろせる窓際に、キャットタワーを配置。以前天井に近い場所に棚を作ったものの、ウリさんがあまり使わず、掃除の負担になるのでなくしたとのこと。今でもタワーの上までは登らないので、最上段はプランターが…。
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ウリさんにとって、どんな場所にも指定席があります。(家族がいるところについてきます)
機能的でおしゃれな窓
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 窓は気温や日照変化が大きく、また先生のご自宅の正面は公園のため、外音が気になります。そこで窓は真空のペアガラスを取り入れ、カーテン選びにも工夫されています。ドレープのカーテンは東リの遮光カーテン(KTA1589)。外部からのノイズがシャットされ、静かで、また冷暖房の効率が上がったとのこと。また夏の日差し避けに重要なレースのカーテンは、日光が当たることを利用して光触媒のレース(KSA2556)を使用。中でも猫がイタズラしにくいデザインをチョイスされています。

       

 猫がカーテンを登って落ちた時に、首輪を房止めのフックに引っ掛ける事故があります。万が一のため、房止めはフックが鉤状になっていないものを探したのだそう。しかし丁度よい小ぶりなものがなく、収納などに使う陶器のツマミを採用。窓辺のアクセントになっていてとても素敵です。

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バルコニーのプチ緑化
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バルコニー床の日差しの跳ね返りも、初夏から夏にかけては厳しくなるもの。先生の住まいのバルコニーでは、反射を減らすためにプチ緑化をしています。害虫避けのハーブのプランターも置いてあります。ちょっとならウリさんが食べても大丈夫ですが、念のため窓から離して置いてあります。

窓際には置き床式の芝。マンションではバルコニーに物を置く場合、いつでも配置を変えられるように移動できるものが条件。ウレタン防水がしてあるため普通の屋上緑化用の芝を敷いてもよいのですが、先生はいつでも移動できるようにと、パネルユニット式の商品を使われています(300角)。冬にも常緑なタイプですから、冬中も緑が楽しめます。農薬は使用されていませんが、猫が食べたがるのがちょっと難点。また網戸は、ウリさんがバルコニーに出られないようにと、グラスファイバー製のものを使用。猫が登っても破れません。

ペットを入らせたくない場所への工夫.
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 犬を飼っていらした時に取り付けた扉です。寝室には犬を入れないというルールを決められていたため、ペットが開けられない工夫をされています。扉自体を変えてしまう方法もありましたが、そこまでは手間を掛けたくなかったため、リビングの扉の内側と、寝室のレバーハンドルの付け方を変えたのだそう。犬や猫は、レバーハンドルが横だと押して下げることはできますが、ハンドルが縦だと動かすことができません。

       

 冬場は小さなオイルヒーターを置くことがあります。高温にならないので触ってもやけどしないとは言っても、猫や犬は暖かくて寄りかかることもあります。そうすると低温やけどをする恐れがあるので、先生はヒーターの方をサークルに入れられています。
 下に敷いてあるのは珪藻土タイル。水をしみこませてからヒーターをつけるとちょっとした穏やかな加湿器になります。また、輻射熱で暖かさが広がりやすいです。

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過去の記事

 先生のご自宅はおしゃれなだけではなく、「こうすれば、喜んでくれるかな?」と試行錯誤を繰り返し、飼っているウリさんへの愛情にあふれた住まい方をされています。犬や猫にもそれぞれ個性があって、好きなものも違うのは当たり前のこと。そのことを理解し、寄り添ってあげることが、両者にとって幸せなことです。それが快適な生活に繋がるのだと感じました。

過去の記事
過去の記事 → 第3回 犬家猫館でおなじみ!柴内先生の赤坂動物病院
→ 第2回 Deco's Dog Cafe (デコズ ドッグ カフェ)
→ 第1回 cafe dogs(カフェ ドッグス)
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