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金巻先生のわんだふるな住まいの知識

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第6回 犬や猫たちと「集合住宅」で暮らすための注意点
この2・3年で、集合住宅での飼育率が急激に上がっています。
集合住宅で犬や猫たちを飼う場合、生活音を遮音するなど、ある程度の基本的住性能が備わっていれば特殊な設備や構造は必要ありません。ただし広い庭に囲まれた一戸建てに比べると、「お隣の窓が近い」「玄関を開けるとすぐに共用の廊下」「玄関を共用する」ということがありますので、より暮らしへの配慮が必要になるのは確かです。
そこで今回は、集合住宅で犬や猫たちと暮らす場合の注意点をご紹介します。
  廊下
1 開放廊下側の部屋にハウスを置かない
集合住宅の開放廊下は、部屋の壁一枚隔てて公道という状況となんら変わりはありません。犬や猫にとっては不審者の気配が気になってストレスになります。犬ならば、吠えて知らせよう、撃退しようと、警戒心を強めてしまいます。
どうしても開放廊下側の部屋にハウスを置きたい場合には、窓に遮音性のあるカーテンを使用し、吸気レジスター(外気の取り入れ口)からは極力離しましょう。
吸気レジスター
吸気レジスター
2 窓際にハウスを置かない
以前にお話しましたように、ストレス軽減のために窓際は一戸建てでも避けたいですが、特に集合住宅は要注意です。またコンクリートのバルコニーで、庇が短い窓際に面したお部屋は、陽射しの照り返しなどによって寒暖の差が激しくなる恐れがあります。陽射しの強い季節は、例えばヨシズ等の日よけを使ったり、照り返し防止にウッドパネルをバルコニーに敷くか、葉の茂ったプランターを活用してもいいでしょう。
3 隣との界壁にピッタリ置かず、少し離しましょう
壁を一枚隔てて向こう側がお隣のリビングであったりすると、オーディオやテレビの振動が壁に伝わってくる可能性があります。ハウスを壁にぴったりつけず、間を空けて隙間を作ったり、その間に何か物を置いてワンクッション挟むなどの工夫をしてあげましょう。
4 玄関先には勝手に行けないようにブロック
玄関は侵入者の入り口でもあり、警戒ポイント。来客時に興奮したり、飛びついたりすることもありますから、ゲートを設置するなど、勝手に近寄れないようにしましょう。また直接は見えないように工夫した方が安心です。
帰宅してきた家族を走って迎えに出て、慌てて飛び出してしまうこともあります。転落事故もおきているので、安全のために、十分に気を付けてあげましょう。
金巻とも子/一級建築士
大手建設会社にて集合住宅を中心に企画設計・施工管理などを担当。独立後は設計業務のほか、動物との暮らしをテーマに建築コーディネーターとして常に第一線で活躍されています。
(金巻先生には、東リ「犬家猫館」 の製品開発の際にもさまざまなアドバイスをいただいております)
金巻とも子
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