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金巻先生のわんだふるな住まいの知識

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第9回 夏場の健康的な室内環境づくり
クーラーをかけることが多くなり、窓がずっと閉めっぱなし…ということはありませんか? 犬や猫たちにとって、風通しの悪い室内は健康悪化のもと。換気を頻繁に行って快適な室内環境を整えることは大切です。今回は、室内の空気の循環を良くするポイントをご紹介します。
1 晴れた日には、積極的に窓を開けましょう
室内に新鮮な空気を取り入れ循環させることは、夏場はもちろん、年間を通しても重要です。住宅内の空気が停滞すると、室内の特定部分に高い温度が生じたり、また湿気を溜めてしまいます。そういった場所は結露しやすく、ホコリも着きやすい。高温・多湿を好むダニやカビも繁殖しやすくなってしまいます。健康的な室内環境の維持は、一緒に暮らす犬や猫たちにとってとても大切です。住宅内の温度と湿度を上手に調節し、ホコリやダニ・カビを留まらせないための工夫をしましょう。
最近では24時間機械式換気など、自動で空気の循環ができる便利なものがあります。そういったものを使用するのも良いですが、やはり窓を開けて空気を取り入れる方法が、メンタル面の刺激といった点でも効果が大きいもの。外気の気持ちの良い日には、積極的に窓を開けてください。
2 網戸を上手に活用して風通し良く
飼い主さんたちの中には、「虫が入るので、犬や猫がいると窓を開けにくい」という方もいらっしゃいます。確かに、特に犬は、フィラリアを媒介する蚊に刺されてしまうという心配があります。その場合、網戸の活用を。窓の外側に設置するなど、開口部への虫除けのための工夫は必須項目です。
網戸を選ぶ際は、目の細かいものを選びましょう。目の細かさは「メッシュ」で表されますが、数字が大きくなるほど目が細かくなります。「メッシュ18」が一般的ですが、「メッシュ20」以上にするとより安心。中には花粉まで侵入しにくいフィルター状の網もありますが、通風率が70%前後となり、風の強い時には風圧を受けてはらんだり煽られることもあります。その場合、普通の網戸と併用し、取り外しができると、なお安全です。
3 窓周りにおしゃれな工夫を!
窓を開けない理由に多いのはもう一つあります。掃き出し窓のため、「猫が網戸を上って破いてしまう」「犬には網戸がわからなくて突っ込んで破いてしまう」というもの。
その場合、床に接した窓を開けるのではなく、腰窓などなら破壊させる心配は少なくなります。しかし中には掃き出し窓しかないという住宅も多いので、そこでひと工夫したいのが窓周りのアイテム。以前、出入りの制限をするための「ペットゲート」を紹介しましたが、これの窓版を作ってみます。和室にある障子のようなものを、掃き出し窓に設置します。障子を格子戸に入れ替えたと言えばいいでしょうか。シックな墨色のものにしますと、洋室に和のニュアンスを持たせることができ、おしゃれなインテリアのひとつにもなるのでおすすめです。
金巻とも子/一級建築士
大手建設会社にて集合住宅を中心に企画設計・施工管理などを担当。独立後は設計業務のほか、動物との暮らしをテーマに建築コーディネーターとして常に第一線で活躍されています。
(金巻先生には、東リ「犬家猫館」 の製品開発の際にもさまざまなアドバイスをいただいております)
金巻とも子
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