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金巻先生のわんだふるな住まいの知識

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第13回 正しい足洗いのために

犬と室内で暮らす場合、散歩後の足元のお手入れはとても大切ですが、「お外から帰ったら、しっかり足を洗いましょう」と毎回水洗いさせるのは、犬に負担をかけていることがあります。そこで今回は、正しい「足洗い」と飼い主さんにも負担にならない方法についてご紹介いたしましょう。

足元はとてもデリケート

犬はどちらかというと乾燥した地域で発展した動物、湿気に弱い種類も多いため、毛の中が湿気で蒸れたりすると、免疫力が下がったり皮膚疾患を起こしてしまいます。
 特に入り組んだ形をしている足先は、肉球周りや指の間の皮膚が柔らかく、湿気も残りやすいもの。かぶれたりアレルギーになりやすいため注意が必要です。

足洗いは状況に応じて

湿度が高めの日本では、室内で靴を脱ぐ文化があるため、「足を綺麗にして家に上がる」ということに神経を使いがちですが、必ず水で洗わけなければならないということはありません。普段のお散歩などで少し汚れた程度なら、濡れた布巾で指の間も丁寧に拭うだけで充分でしょう。拭いても取れないような汚れや、草むらで遊んだ場合の寄生虫の持ち込みが心配という時は、ぬるま湯で洗い、最後はドライヤーで湿気を残さないようにしっかり乾かすのが正しい「足洗い」です。

足洗いのための住まいの工夫

毎日繰り返される「足洗い(足拭い)」では、飼い主さんが疲れないよう、出入り口に工夫することが大切です。玄関から出入しているのであれば、「流し」をつけるよりも玄関ホールを充実させましょう。

方法その1

犬は高い場所に乗せると動けなくなるという性質がありますので、これを利用して下駄箱などの台に犬を乗せてお手入れする方法があります。ただし、暴れる子や中型犬以上、飼い主さんが高齢である場合には、犬を持ち上げるのは少し負担です。

台にのせる

人もかける

方法その2

もう一つの方法は、飼い主さんの方も腰を下ろすこと。スツールや収納のあるベンチなどを工夫すると、飼い主さんも足を伸ばしてゆっくり作業ができます。雨の日のお散歩の後などは、濡れた指をじっくり丁寧に拭ってあげましょう。

中型犬以上やどうしても暴れてしまう子などには後者がお薦めですが、どちらの場合でも台上はラバーやカーペットを利用するなどして滑り止めをしておきましょう。また、飛び降り防止にリードフックも付設すると安心です。

profile
金巻とも子/一級建築士
大手建設会社にて集合住宅を中心に企画設計・施工管理などを担当。独立後は設計業務のほか、動物との暮らしをテーマに建築コーディネーターとして常に第一線で活躍されています。
(金巻先生には、東リ「犬家猫館」 の製品開発の際にもさまざまなアドバイスをいただいております)
金巻とも子
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