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金巻先生先生のわんだふるな住まいの知識

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第65回 室内でも掘る遊びをしましょう

外の気候が厳しいときは「穴掘り」遊びもお勧め

最近の気候の厳しさで、特に夏は犬には厳しい環境が続いています。都心では、日が落ちても道路の温度が下がらず、深夜帯にならないとお散歩にもいけないなどもよく耳にするようになりました。暑さだけでなく雨が長く続く、梅雨や秋雨の時期も外に出て体を動かすことが減ってきます。こういった外の気候の厳しい時に、プレイスペースを設けることを第16回の「室内で犬と遊びながらトレーニング」で提案しています。その中では、スキンシップを高める仰向けになるトレーニングや、小さなジャンプなどをご紹介していますが、穴掘り遊びもお勧めです。

「掘る」行為は犬の心と体によい刺激を与える

犬は狩猟動物ですから、遊びでも「狩り」にある行動に関連したものが多いです。飛ぶものや走るものを追いかけける「持ってこい」だけでなく、「探索」も面白い遊びです。嗅ぐ行動を思いっきりさせる遊びは「クンクンゲーム」と呼ばれるなど、嗅覚を使ったトレーニングとしても確立しています。また、これが室内でできる遊びとしては静かで場所もさほどとらず有効です。「掘る」行為は、「臭いを嗅ぐ」「探す」といった狩猟で使われる動きと結びついているので、犬にも猫にも穴を掘ったりもぐったりという行動は、心と体によい刺激を与えます。

室内のプレイスペースを活用する工夫

穴掘りはどの犬も(猫も)大好き。掘り起こしたりもぐったりするのは大きく体を動かすことになりますし、「嗅ぐ」「掘る」行動を、存分にさせてあげたいですが、都市部では、屋外でも掘ってよい場所というのはなかなかありませんね。
お庭がある家庭では、宝物を隠して探させられる砂場をお庭に創ったりもされていますね。庭にそのような余裕がないとかマンションという環境でも、室内のプレイスペースを積極的に活用してみましょう。
用意は比較的簡単です。毛布といった大きな布やクッションがあれば、それが土の代わりになります。その中にお気に入りのオモチャや、オヤツを入れた小袋を隠しておきます。オヤツの入れた小袋は、人が開けないと取り出せないようなお財布のようなものだと効果的です。見つけ出したら、開けてオヤツを取り出してあげるということで、飼い主さんと一緒に行う遊びにできます。
大きめの段ボールや、子供用のプールなどがあれば、その中に砂の代わりの布を入れると深さも確保できてより楽しくなります。掘る行動で床への傷防止にもなり、安心です。体高ほどの深さがあれば、ガッチリ掘る運動につなげられます。真夏や雨の日は、お家で穴掘り遊びの日とすれば、室内での待機日も、楽しい日にできるでしょう。

profile
金巻とも子/一級建築士
一級建築士事務所 かねまき・こくぼ空間工房 主宰。動物との暮らしをテーマにした建築設計と、環境コーディネーターとして活動。集合住宅でのペット問題から、5分でできるお部屋の環境改善と楽しい工夫まで、研究提案を行う。現在、工学院大学建築学部客員研究員として、学術研究も進めている。
著書に「犬・猫の気持ちで住まいの工夫」「マンションで犬や猫と上手に暮らす」など。
(金巻先生には、東リ「犬家猫館」(R) の製品開発の際にもさまざまなアドバイスをいただいております)
金巻とも子
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